2024年に各分野で明るい話題をもたらした著名人を描いた恒例の「変わり羽子板」が3日、人形店「久月」(東京都台東区)でお披露目された。日米で新しいリーダーが選ばれた今年は、石破茂首相とドナルド・トランプ氏の羽子板など10点が並んだ。
メジャー史上初の50本塁打、50盗塁「50―50」を達成した大谷翔平選手の羽子板は4年連続の登場で、躍動感を表現した。パリ五輪・パラリンピックを沸かせた選手では、陸上女子やり投げ金メダリストの北口榛花選手、車いすテニス男子シングルスで史上最年少18歳で金メダルを獲得した小田凱人選手らが描かれた。7月から発行が始まった新紙幣で5千円札の「顔」となった津田梅子の姿もあった。
羽子板は5日まで同店で展示され、来年2月20日まで全国の百貨店や久月各店などを巡る。